夕張市立真谷地西小学校

大正8年4月1日開校   昭和60年3月31日閉校


平成19年5月撮影



JR沼ノ沢駅は国鉄の時代 炭鉱から運ばれてきた石炭車が並び
賑わいを見せた時代があった
その炭鉱は沼ノ沢の東奥に
真谷地炭鉱として開鉱されていたが昭和62年に閉山した
炭鉱手前の真谷地真栄町の地区 そこにあった小学校
現在学校跡地付近に広がっていた炭住街もほとんど撤去され
道路沿いにこの傾いた校門を発見して学校が有ったことを知った









校門と草生した学校跡地の間に溝があるため
ここに小さな橋でも架かっていたのだろうと思っていたが
覗いてみると階段があるではないか
一旦下りてから敷地に上ったのか
それとも校舎解体後に土盛りされたのだろうか
写真は門をくぐって振り返り撮影









その門柱の裏側には児童達が作ったであろう
不思議な作品が残っていた









跡地の空間を撮影
どこかに閉校の碑があるようだが私には探し出せなかった









翌年の平成20年5月にもう一度訪問してみた
学校跡地のまわりを丹念に探すと
道道側からその跡地の空間の左手を下りた
低い位置に何やら石碑のようなものが









笹藪で覆い隠されそうになっている









間違いなく真谷地西小学校の碑であった
雪解けの春先でこの状態では発見出来なかったのも仕方がない









昭和34年には647人もの児童数があり
昭和28年から昭和42年まではなんと
真谷地高校が併置されていた
当時の写真を見て
2階建ての大規模な校舎だったことが納得できた

昭和60年4月 真谷地西小学校と沼の沢小学校が統合され
沼の沢小学校跡地に新生「緑小学校」が開校する





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