奉安殿

（報徳個人宅）

奉安殿を探す旅を本格的に開始しようと考えたのは平成２４年夏のこと
それまで数年間の廃校探索で　小さな廃校に隣接する神社の鳥居ぐらいは確認していたが
そこには稀にその隣接する小学校から戦後解体されずに移設された
歴史を物語る「奉安殿」が残されている事実を知る

その事実を知らしめてくれたのは
十勝・釧路・オホーツク方面の　あらゆる「廃」スペシャリストのＫ・Ｔ様であった

美深町はご存知のように上川管内である
この公徳小学校跡地の訪問は平成１９年の夏

平成２４年の夏から　自分の持分の担当地域をやり遂げたＫ・Ｔ様は
隣接する上川管内の市町村も巡り始めた　この公徳小学校もその一つ
早速彼からの情報が・・・

この報徳の集落には現在酪農を営む人が数件残る程度で
この学校跡地から奥には　おそらく住人はいない
そして跡地隣に一軒の住宅建物が　どうやら夏場にだけここを利用している様子
そしてその住宅裏手の倉庫の隣に　ぽつんと置かれた小さな建物

新発見である　造りや形　そして学校跡地に隣接している位置から考えても
正しく「奉安殿」　Ｋ・Ｔ様に本当に感謝であった
それにしても私も此の地に訪れている
もう一度全てやり直したいという闘志に火を付けられたようだが
それは全道の調査を終えた後・・・

ｂａｃｋ